幼児科、児童科のカリュキュラム概略

CHC音楽教室の幼児科、児童科は次のクラスで構成されています。

幼児科
リトミック2歳児クラス(幼2才児) R2
リトミック年少クラス(幼年少) R3
リトミック年中クラス(幼年中) R4
プレ・ピアノ クラス(幼年長) PP
児童科
スプラウティング クラス(小1〜小3)  S
グロウィング クラス (小4〜小6)  G

 これらのクラス名は、リトミックの創案者ダルクローズの言葉“立派な花を咲かせるためには、種を撒く前に、しっかりと土を耕さなくてはならない”にちなんでつけられています。

 幼児科“しっかりと土を耕す”時間です。リトミックは狭い空間や、申し訳程度のレッスン時間では、効果は期待できません。CHC音楽教室では、全身体的なリズム学習が、広い空間で、十分に行われます。リズミカルな刺激は、メロディーやハーモニーへの反応力も大きく伸ばします。
 プレ・ピアノクラス
では、器楽学習の準備、「複リズム課題」に重点が置かれます。また、「リズム楽譜が流れるように読める」「正しい音程でうたが歌える」などの知的な学習や、より洗練された音楽的成長をねらっています。
 また、幼児科の各クラス4名〜6名のグループ・レッスンで、こどもたちが他者と関わり、他者との調和を学ぶ意義も見逃せないところです。

 児童科スプラウティング・クラス“土から芽がでる”時代です。このクラスでは「楽譜が流れるように読め、そこから音楽を感じ取れる」ことが、最も重要な目標となります。リズム学習も継続され、より高められていきます。調性や和音の学習も行われます。ピアノも副次的なものとして扱われます。しかし、音楽的下地が育成されているので、大半のこどもは、1年次にバイエル教本下巻、2、3年次にブルグミュラー教本を、自発的に難なく終了しています。
 グロウィング・クラス“成長”の時代です。まだまだリズムと音の学習は重要ですが、器楽学習にも力点が移ってきます。ヴァイオリンやチェロでオーケストラに参加したいとか、ピアノで大作曲家の名曲を演奏を、ジャズやポピュラー・ミュージックもと、こどもの興味の広がりのなかで教師も柔軟に教育展開しなくてはなりません。

偉大な音楽教育家の言葉